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ミュゼアルディは大阪市中央区でカウンセリングルーム山手心理相談室を運営しています。

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自閉症スペクトラム障害・ADHDのご相談

ミュゼ本町相談ルーム(山手心理相談室)では、発達障害(軽度・グレーゾーン)等の方が多数生き辛さ改善に取り組んでおられます。

最近になってよく耳にするようになった発達障害という言葉。ただ、その言葉の持つ意味を理解できている方がどのくらい存在するのか、といえば心細い限りです。たとえば、多くの方は発達障害=子供のもので、療育が必要といったイメージしかないかもしれません。しかし、発達障害に悩むのは子供だけではありません。大人の発達障害も存在するのです。むしろ、自分で生活していかなければならない点や、受け入れ先が限定されているという点では、子供のころより苦しい思いをされていら場合も多いでしょう。

発達障害という概念がなかった時代には、おかしな子供、変わった子供といった扱いを受け、非常に生きづらい思いをしてきた方も少なくありません。また逆に「勉強ができる賢い子」という場合もあったでしょう。発達障害に限りませんが、その場の空気を読むことが苦手だったり、うっかりミスが多かったりという行動上の特徴のある方も存在します。

このような特徴は、よく「発達障害の場合、努力で改善することはできません」と記載されていますが、軽度やグレーゾーンの場合は決してそんなことはありません。このホームページでは、大人(成人)の発達障害とその改善について説明していきます。

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「私の育て方が悪かったのでしょうか」というお母様からのご質問をよく頂戴します。


発達障害とは、脳の情報処理回路に偏りが生じ、一般的な回路を通らない形で思考するため、人と違った行動をしたり、異なる感情を持つようになり、日常生活に困難をきたす状態のことをいいます。発達障害自体は、決して育て方により起こるものではありませんが、同じような状態は、アダルトチルドレンや中学生以降における認知機能の成長状況によっても発生しますから、「大人になってから発達障害といわれた」方は、ぜひ一度お越しください。


カウンセラープロフィールは山手心理相談室ホームページをご覧ください。

また、発達障害は、上記の通り日常生活に支障をきたすこともありますが、その一方で、ある特定の分野においては優れた能力を発揮することもあります。「サヴァン症候群」とも呼ばれるタイプなのですが、当相談室の傾向では、「天才的な才能」を持つ方は少ないと思われます。

その発達障害の中でも「大人の」と区分される状態は、原則高校卒業者以上の方で発達障害と診断された(あるいはグレーゾーンの方)を指します。その症状は子どもの発達障害とは違い、環境的要因が深く影響してきます。たとえば、親が発達障害に理解のある家庭では、子供のころある程度療育を受けていて、成人してからの症状が軽減されていたりします。逆にアダルトチルドレンの家庭、あるいは親も発達障害という状況で育った方は、本来の障害に加えてアダルトチルドレンの影響も強く受けている場合があります。このようなケースを一括で対応することは難しいので、一人ひとり違う処方が必要になります。

また、大人になるまで発達障害とは気付かない程度の障害であったり、認知機能不全状態を発達障害としてとらえているケースも散見されます。後者の場合、中学以降に健常者との差が開くことが多いです。

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なぜ今まで問題にならなかった発達障害が大人になってから問題となるのでしょうか。

今まで日常生活に支障がない(支障があることに気付かない)発達障害等を持つ人が、特に就職により社会人という「当たり前のことができてはじめて給料がもらえる」環境におかれた場合、環境がその人に合わないために、もともとの発達障害等に加えて、うつ病・新型うつ・不安症などの二次的な疾病を引き起こしてしまうケースがあります。新型うつになった場合、パーソナリティ障害へと移行するケースもあるようです。

就職した仕事が自分の特性に向いていなかった場合、当然の事ながら失敗が続き、不安ばかりが増大します。成功体験を積み重ねることができませんので、レベルは上がらず、どんどん上司や同僚から「叱られる」状態になります。その結果、仕事をさせてもらえなくなったり、後輩の下で作業をさせられたりします。入社2年目くらいから、窓際状態に追い込まれるのです。もちろん、それはまだマシな方で、強制的に退職させられたり、聞くに堪えない言葉や暴力が振るわれることも結構あります。


発達障害の特徴の中心は「他人と上手にコミュニケーションや距離を取ることができない」ですので、そのような失敗を適切に先輩や上司に相談したり、アドバイスを受けたりすることができないケースや、実際問題「怒られているのはわかるけど、なぜなのかがサッパリ理解できない」ことも多くあります。これらの知識がない職場のメンバーからすれば、「常識がない」「アタマが悪い」「性格が悪い」としか思えないので、その方への当たりもどんどん強まってきます、

このように、発達障害等の副産物として、仕事の継続が難しくなることで転職を繰り返したり、失職してしまったりといったことも多くあります。その場合、さらに「経済的な不安」がのしかかってきますから、心療内科やカウンセリングルームに通うことがかえって不安にもなりえます。 

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自閉症スペクトラム障害あるいはコミュニケーション障害とカサンドラ症候群について。


社会コミュニケーションの障害とは、日常的な会話(言葉やLINEのキャッチポール)ができない、愛着を示す行動が乏しく、知らない人の中に置かれても平気という点が中心でしょうか。

よく、「他人から平気なように見える」方を含んでいるのですが、その中には「絶望的にさみしい」方や「さみしさをどう表現すればよいのか分からない」方が含まれています。その場合は毒親の影響で言語が伸びなかったという方も含まれていて、改善できるケースもあります。また、会話時に表情の変化が乏しかったり、非言語表現(ジェスチャー)が少なかったり、話し方がモノトーン(お経を読んでいるよう)になったりする点も特徴的です。

この症状の方は、周囲の空気を読むことが苦手なため、KY発言をしてしまうことも多くあり、人との関係を上手に築くことが困難な方も多いです。また、思考が硬直しがちなので、反復的な点もみられます。これらの特性を良い方向に考えると「ブレない」、「集中力がある」となり、異性からは「頼りになる」と思われる場合もあるのですが、いざ結婚してみると、表面に出てくるのは「褒めない」「ロボットと暮らしているみたい」となることが多いようです。

しかし、この自閉スペクトラム障害等の方は、自分に合わない環境下に置かれてしまうと、日常生活にさまざまな悪い影響を及ぼしてしまうこともあります。特に夫婦のどちらかがそのタイプの方であれば、パートナーさんは感情を吐き出すこともできず、鬱屈した状態が続きます。その状態を「カサンドラ症候群」と呼ぶ場合もあり、うつ・不安・イライラなど性格が変わるほどのストレスが発生します。

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★ミュゼでお受けできること

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  (メンタル面がまったく絡まない事例は、各専門家にご相談ください)

  (アダルトチルドレン関連はこちらまたははこちらのHPへどうぞ)

 


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