そうなると、多忙を極める現代の職場では、「サボっている」「性格悪い」というように評価されてしまう
ことも多いです。
実際にはうつであるにもかかわらず、このような状況を上司などが「あいつはうつだと言っているが、よく
見ると元気なときのほうが多いようだし、本当は仮病じゃないか」といった誤解を招き、新型うつに対する
偏見に結びついていくのでしょう。
また、人によっては重症化しやすいのも特徴といえます。よく言われているような「身体が鉛のように重く
なる」(鉛様マヒ)という症状については、それほど多くはありませんが、身体が泥のように疲れてしまう
という状態は放置することができません。
通常のうつよりも早期発見と対応が重要になってきます。ひとりひとり症状と原因が違います。適切な服薬と
効果的なカウンセリングや認知行動療法などの組み合わせによって早期に改善を図りましょう。
当相談室では、新型(非定型)うつについて研究を重ね、改善にも実績を上げています。詳しくは当相談室
編集の<アスペルガー・新型うつの真実とカウンセリングの受け方>をご参照ください。